~ゆる出会い1からの続き~
そして体験当日。
運動総研の教室にいくと、下瀬先生がいらっしゃいました。
まだ他の方はおらず、こんにちはと挨拶すると、名乗る前から
『あなたが隠居さんですね』
「どうして分かるんですか。エスパーなのですか。」
『今日の参加者で、男性なのは一名だけですから。』
と快調な滑り出しだったのを覚えています。
その後、他の参加者も揃い体験スタート!
手首プラプラ体操から始まり、肘クルン体操…
(ん?肘回してるのに肩甲骨の上のほうがギクシャクするぞ?)
寝ゆるでの腰モゾモゾ体操…(腰がモゾモゾ?こうかな?)
立っての魚クネクネ…(お、こういうの好き)
いるかクネクネ…(なにこれ、無理でしょ(笑))
などと面白さと難しさも感じながら、短時間で結構な体操数を
こなしていき、最後に足ネバネバ歩きに入りました。
つま先が地面に引っ付いてネバネバネバとその気になって
リードに従いながらやっていき、最後につま先を離して
その場歩きに戻った瞬間ッッ!!
体幹部がグワッっと歩きの運動に参加しているのを味わい
「これは凄い!」と感動しました。
この体験によって、ゆる体操が運動能力向上に役立つという説明には深く
納得しましたが、ゆる体操と弓道の上達をその場では結び付けられず
そのまま続けて教室に通うことはありませんでした。
当時は学生で関東にいたので本社教室まで50kmと通えなくはない距離でしたが、
いま思えばあの時から通い始めてれば、また違った人生だったのかも知れません。
ゆる体操の真価に気づいていくのは、まだこの後の話です。
ゆるとの出会い3へ