オリンピックでは毎日のように日本の活躍が届きますね!
いろんな競技がありますが、今日取り上げたいのは
タイトルでお分かりの方もいると思いますが陸上競技です。
ウサイン・ボルト選手が100m走3連覇の偉業を達成しましたが、
その速さの秘密は「トカゲ走り」だと高岡先生は仰っています。
◆高岡英夫の対談「トップアスリートを斬る」第7回 ウサイン・ボルト(08.09.12 掲載)
しかし、ウサイン・ボルトが現れる以前からも
トカゲ走りの論文が公開されているのはご存知でしょうか。
◆ポーラ・ラドクリフ研究(高岡英夫の2003年2月公開論文)
◆末續慎吾研究(高岡英夫の2003年7月公開論文)
ポーラ・ラドクリフは、2003年にマラソンと10km走で
今現在も破られていない世界記録を樹立。
末續慎吾は2003年パリ世界陸上200m走、日本人初の銅メダル。
この両名もトカゲ走りが速さの秘密であると、
2003年に公開論文なのですが、もう13年も経つのですね。
さて、ここからは私の個人的見解ですが、トカゲ走りのパフォーマンスで
つい先日、世界新記録を出したと思われる選手の紹介です。
それはウェイド・バンニーキルク選手。
男子400m走、 マイケル・ジョンソンが保持していた
世界記録を17年ぶりに43秒03で更新。
TVにて決勝戦の最後のストレートをチラっと見た時に、
全体の選手を映すため一人ひとりは小さく見える状態でしたが、
なんだかウネウネしてトカゲ走りかも、と感じました。
映像では小さくしか見えなかったので、インターネットで画像などを
探してみたところ、それっぽいものを見つけました。
http://www.bbc.com/news/world-africa-37086964
BBCのサイトで、ほどなくして動画が再生されます。
11秒あたり、最後のストレートを走る選手の
背後からの静止画をご覧ください。
どうですか、一番前を行く人、ウネウネしていませんか。
2,3位で追いかける右の選手と同じタイミングで右足接地なのですが、
全身の様子が全く違うのもよく分かると思います。
おそらくトカゲ走りだと思われますが、いかがでしょうか。
いずれにせよ、ポーラ・ラドクリフ、末續慎吾、ウサイン・ボルトにて
トカゲ走りの有効性を目の当たりして久しいですから、
是非とも日本陸上界からも身体をゆるめて、あっと驚く
トカゲ走りの選手が出てくることを楽しみにしています。
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