本日放送のNHKためしてガッテンが非常に興味深ったですね。
番組の最初に超音波?が発生する台に一日10分乗れば
骨密度や筋力のアップが起きるのだが、そのメカニズムは
細胞に細かな刺激を与えることに意味がある、
といった内容がさらりと出てきました。
まずその点で、超音波(振動)で細胞にゆすりの刺激ってことは、
振動の具合は違えど、体を揺すって緩めるゆる体操の方向と
同じではないかと思いましたので、番組を視聴しました。
しかし、番組ではその点の深掘りは一切なく
耳石をテーマにした老化のメカニズムに終始してましたが、
こちらも見ごたえのある内容でした。
要は、重力感知センサーである耳石を刺激することで老化を遅れさせ、
若返りのスイッチを入れられるとのこと。
NASAの研究により宇宙飛行士の体力低下には耳石が関わっていて、
自律神経や全身の筋肉とも繋がっているが、無重力だとほとんど
耳石に刺激がないために全身のあらゆる機能
(筋肉・循環器や代謝など)の低下、すなわち老化が進んでしまうと!
さらには地球上でも、無重力並に老化スピートがあるのが
「座りっぱなし」ということで、30分に一度立ち上がって座れば
耳石を刺激して老化を抑えられるとのこと。
中でも気になったのが、赤ちゃんがハンモックで1日30分
ゆすられると、そうでない赤ちゃんに比べて筋力が上昇したとの事。
きっと、ゆりかごも効果があるんでしょうね。
※決して激しくゆすってはダメですよ!
番組を見終わったときには、歩きやゆる体操のあれらも
耳石に細やかでソフトな刺激を与えてるよなぁ~と、思いを巡らせていました。
背もたれ首モゾなんて脳疲労がとれるし耳石に刺激もいって一石二鳥?
いや、まてよ。
そもそも脳疲労は脳に血液が上手くいってない状況で
酸素や栄養素が不足しているわけです。
耳石の動きを感じ取るのは有毛細胞ですから、酸素や栄養素不足の
細胞では100%の働きをしてくれませんね。
耳石が動いても細胞が不調で反応が微妙だと
「耳石は動いてない」と誤認されてしまうわけです。
これでは耳石から得られる健康効果は動いた割には低いことに。
そうしますと論理的には、脳疲労をとって血液が上手くまわり
酸素や栄養素も潤沢に供給されることで、耳石の動きを感じ取る
有毛細胞も本来の働きをしてくれるようになる。
つまり、脳疲労を取らないで、いくら耳石を刺激しようとしても
耳石から得られる効果は小さいまま?
労多くして功少なしは、困るので私は耳石のためにも
脳疲労を取ることに、より一層精進します。
動いた割に耳石の効果が少なかった…なんていう
耳石の念に駆られないために(笑)
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