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2018/10/08

カーポート修繕

本日は体育の日ですが、台風の影響でバタつきだした
カーポートの修繕を行いました。

まずは、取り掛かる前の状態から。


カーポートの屋根材である波板を、ワンタッチフックで固定する形式だが・・・。
フックと波板の間にあるスポンジが劣化して朽ちてしまい、押さえつける能力がありませんでした。
(昔の台風で壊れてしまい張り替えてから15年ほど経つ。)

そこに今年の台風によりバタバタとする間に、このフックがスポーンと抜けてしまう箇所もあり、余計に風でバタつくようになってました。

波板はまだまだ健在そうなので再利用とし、フックには劣化がみられますが、スポンジを取り替える修繕を基本としました。
ちなみに総フック数は78個。破損フックは新品に取り替え。



最初は、屋根に登って1コずつ専用のスポンジ(100コ入で160円程)を付け足していく方法を考えましたが、屋根に登って体重を支えてくれるのかが、ものすごく不安になり万が一があってはならぬので、横から波板を1枚ずつ外すす事にしました。
(波板8パーツほどで構成される屋根です。)



外す途中の写真はないですが、外して見上げるとお空がみえる(当たり前)。
ご覧の通り、とってもいい天気でした。
見通しが良いので、波板を取り付けなくていいかなと少し考えた(笑)

波板を外したら、あとは逆の手順で再設置していくのですが、せっかくの機会なので支柱などのネジ点検を行いました。
すると、ずさんな施工の痕跡がありました。


これは青空写真での横と縦に走る部材の交点で
ネジ留められた写真ですが、使われるネジの直径は違うし、
片方はステンレスネジじゃないからサビている。

さらには、この交点にネジがそもそも無かったというお粗末さでした。

他にも、あけた穴に対して細いネジをつかって
ズレ合わない程度に誤魔化されてる箇所もありました。
(締め回してもクルクルと回り続ける)

よく、いままで問題が起きなかったと安堵するも、こんな状態はゆるせないので、ちゃんと合うネジを急遽買って付け直したので、これできっと安心安全かと。



また、ネジほどヒドイ問題ではないのですが、波板のフックを通す穴のバリが目に付きました。
バリもニッパーでパチパチ落とすことで、スッキリ気持ちよく。


波板は二枚が重なる区間もあるため、バリが邪魔して二枚の密着感が失われるのはスマートではありませんね。



さあ、あとは波板を元通りにしながら、新品スポンジをつけたフックを取り付けていけば完成へと向かうので、着々と波板の両端を1枚ずつ上手~く屋根のスキマに差し込む作業に少し手間取りながらも進めていたのですが・・・。

とある波板からまったくスキマに差し込めなくなり、「あれ・・・脳疲労してきたのかな・・・」と不安になったものの原因は別にありました。


ピントが奥に当たってますが、波板の差し込んでいく側のフチが盛り上がっていたのです。
この現象がおきていたのは、太陽光を一番長く受けるの場所の波板でしたので、熱でとけて膨張していたのです。

たしかに屋根の金属部分は作業中、上面を触った時に今の時期でも結構熱かったので夏至の前後はもっと高温になってたと思われます。
(この点でいえば、金属支柱は黒よりは白系が良いのかもしれません。)

なので、この膨張部分のフチをニッパーで削ぎ落としたら、悪戦苦闘していたのがウソのようにスルスルと作業が進み出しました。



そして、ついに完成!
なんとか5時間で終わりました。

ネジの買い出しがなければ4時間ぐらいで済んだかも?
とりあえず素人が初めてやったにしては、まぁまぁかなと。

なお、黒く見えるのは新品のフックです。




事故やケガもなく完了して万々歳。
スポンジやフックの寿命もあと10年持てば良い方なので、今度張り替えるときは全部自分でやれそうです。

ちなみに、この規模のフックの取替作業を依頼すると3、4万円前後の模様。
なお張替えと工程がほぼ同じなので、張替えとで大差はないようです(笑)

そして、この作業には脚立が欠かせませんでした。
貸していただいた、ご近所さんありがとうございました。

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